使ってみたくなる!?海外ドラマで学ぶ英語表現(刑事ドラマ編)

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最近、Amazon Prime VideoやNetflix、TVer、FODなど、様々な動画配信サービス広がっています。

何かしらのサービスに登録し、「休日は海外ドラマを見ている」というも多いのではないでしょうか。

私はAmazonプライム会員なのですが、せっかくの特典であるプライムビデオをあまり見ておらず……。

これはもったいない!ということで、最近は、
「Amazonプライムを使い倒すぞ!」
「あわよくば英語もちゃんと話せるようになりたい!」
という2つの思惑のもと、暇さえあれば海外ドラマを字幕版で見ています。

視聴したのは、「メンタリスト」「NCIS〜ネイビー犯罪捜査班」

NCISはシーズン15が現在も続いている超!長いシリーズなのでまだ途中なのですが、合わせて約300話視聴しました。

そこで今回はメモも兼ねて、海外ドラマを見なければ知らなかった英語の使い方をいくつかご紹介したいと思います。

Oh, come on! / Come on!(おいおい! / しっかりしろ!)

海外ドラマファンなら、「あ〜、よく出てくる!」と頷いてもらえるのではないかと思います。それほどによく出てくる言葉です。

様々なシチュエーションに使える言葉なのですが、一番多いのが「ツッコミ」的な用法

  • 冗談でしょ?
  • またそんなこと言って〜。
  • おいおい!(そりゃないぜ!)

上記のようなニュアンスでよく使われます。

使用例:
「それで、例の彼女とはどうなった?」
「……君に言う必要ある?」
「Oh, come on! 君と僕との仲じゃないか!教えてくれよ!」

『メンタリスト』ではパトリック・ジェーンが、『NCIS』ではトニー・ディノッゾがよく使っています。

もう1つ、よくある使い方が「頑張れ!」「しっかりしろ!」といった励ましです。

アメリカンドラマでは銃撃戦がしょっちゅうなので、捜査員が負傷することもしばしば。
そういったシーンでは、以下のようなセリフが頻出します。

使用例:
「(名前を呼びつつ)Come on! Stay with me!」

「Come on」と合わせて「Stay with me」と言うことが多いようです。

「Stay with me」は素直に訳すと「一緒にいて」ですが、ここでは「行かないで!(死なないで!)」のニュアンス。

かなり切羽詰まった、命が危ういようなシーンでの用例です。

I’m sorry. / I’m sorry for your loss.(お悔やみを申し上げます)

この場合の「Sorry」は謝罪ではなく、「お気の毒に」「お悔やみを申し上げます」という意味です。

使用例:遺族に対して
「I’m really sorry for your loss」
「I’m very sorry for your loss」

“really”や”very”を加えると「心からお悔やみを申し上げます」など、より深い哀悼の意になります。

謝るようなシーンではないのに「I’m sorry」という言葉が出てきたら、お悔やみを言っているんだなと考えておけば大体OKです。

ちなみに、見たジャンルが捜査モノだったので余計にそうなのだとは思いますが、謝罪よりもお悔やみの「Sorry」の方が頻出でした。

英語圏の人はあまり謝らない、というのは本当のようですね。

しかし、真剣に謝る際には「I’m sorry」「I apologize」とはっきり伝えており、「不必要な謝罪はしない」「謝るべきところではきちんと謝る」とメリハリがついている印象です。

what the hell(一体……なんだ!? / 一体全体なんなんだ!)

こちらはご存知の人も多いだろう有名なスラングで、単体では「一体全体なんなんだ!?」という強い疑問の言葉です。

使用例:
What the hell is that?(あれは一体なんだ?)
What the hell are you doing?(君、一体何しようとしてるわけ?)

このように、強調や非難の意図を込めた疑問文に使われる場合も多くあります。

“What”から始まる疑問文に”the hell”が挟まっただけなので覚えやすく使いやすいですが、スラングなので多用は避けましょう。

not my cup of tea(好みじゃない)

こちらは『メンタリスト』のパトリック・ジェーンがよく使う言い回しです。

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彼はお茶好きで、捜査現場でも(時には勝手に!)キッチンを借りて紅茶を飲んでいるキャラクター。

それにちなんでか、紅茶に絡めたこちらのイディオムをしばしば口にしています。

直訳すると「それは私の紅茶ではありません」なのですが、慣用句で「好みじゃない」「趣味じゃない」「得意分野ではない」など、やや婉曲的な否定を表します。

NOTをつけずに、「my cup of tea」「好みだ」の方の意味でも使うことが可能です。

もともとはイギリスでよく使われていた表現ですが、アメリカでも使われています。

覚えておくとちょっとかっこいい、なんだか洒落た言い回しですよね!

Good job! / Nice work!(よくやった!※嫌味で)

もちろん、「お疲れ様」「よくやった!」という本来の意味で使われることも多いのですが、何かやらかしてしまった時に、「Good/Great job」「Nice work」と、ちょっとした嫌味に使っているシーンも多く登場します。

使用例:
捜査官1:Did you kill him? (あなたが彼を殺した?)
関係者:NO! I loved him! Is that all? Get out, now!
(まさか!彼を愛してたのよ!?もう十分でしょ。出て行って!)

〜家から出たあとで、捜査官2が1に対して〜

捜査官2:Good job.(やってくれたな……)

日本語でも、ドン引きしている時などに「うわぁ、すごい」と言ったりするので、この使い方の感覚は馴染みやすいのではないかと思います。

ただ、軽口を言い合えるような関係性が築けていない相手に使うのは失礼なので、使用場面には要注意です。

John Doe/Jane Doe(名無しの権兵衛※身元不明人)

事件ものでしばしば登場する言葉が、「ジョン・ドウ」「ジェーン・ドウ」です。

ジョンは男性のよくある名前で、ジェーンは女性のよくある名前。日本でいう、山田太郎・山田花子のようなイメージです。古い言い方だと「名無しの権兵衛」に該当します。

記憶喪失の人、免許証などのIDを持っていない遺体、体の一部しか見つかっていないなどの理由で身元を特定できていない人に対しての仮称として使われ、特に『NCIS』ではしばしば出てくるワードです。

覚えておくとちょっとだけ役に立つかも……?

my people(部下)

peopleの意味は当然知っていましたが、”my people”で”部下”を指すのはドラマを見て初めて知った表現でした。

『メンタリスト』『NCIS』両方に出てくる言い回しです。

使用例:
He is my people!(あいつは俺の部下だぞ!)

なかなか使用する場面はなさそうですが、”people”にはこういう使い方があると覚えておいても損はありません。

職場を舞台にした作品ではしばしば登場する表現です。

海外ドラマで英語のリスニング力はアップするか?

ドラマを見ていて気になったよく出る言葉や、面白い表現をいくつかピックアップしてみました。

この2ヶ月ほど、ずっと海外ドラマを見ていて、少しだけリスニング力はアップしたような気がします。

ですが、字幕があると字幕をつい見てしまうので、字幕が見えないように画面下を少し隠すなどして、音声に集中して見た方が格段にリスニング力アップに繋がりそうです……。

とはいえ、よく出てくる表現や単語は自然と覚えられますし、ドラマを見なかったら知らなかっただろう言葉の使い方もあります。

勉強だと気負わず「楽しみながら少し英語も覚える」くらいのライトな学習とリスニング練習として、字幕版海外ドラマはなかなかおすすめです!

『メンタリスト』と『NCIS』は、大きな流れは繋がりつつも1話完結型の話がメインなので、さくっと見るのにも最適。面白いのでぜひ英語にも注目しつつ見てみてください!